半月板は膝関節の中で大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の間にあるC型をした線維性軟骨性の板で、内側と外側にそれぞれ一つずつあります。半月板は、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割、関節の位置を安定にする働きなど多面的な機能をもっています。

若年者ではスポーツ活動で、中高年者では変性(加齢により傷つきやすくなっている)を基盤として損傷することや、半月に微妙な外力が繰り返し加わって損傷することがあります。そのほかに損傷(ケガ)とは別に、小児では形態異常(円板状半月)というものがあり、生まれつき半月板が大きく分厚いため関節のなかで引っかかる場合があります。こうなると膝関節は伸ばせなくなり、歩けません(安静時は痛みはない)。

病院へ行き、MRIで診断してもらいます。

 

6歳 男児 

歩行時、急に、膝関節に引っかかり感がでて、膝関節を伸ばせなくなる(屈曲は可能)

患側(右)で支えることが出来ず、膝くずれとなり歩行困難な状態で来院される。

 

右膝関節が軽度の屈曲で、これ以上伸ばせず、接骨院にて整復直前の画像です。

整復後、直ぐに歩行可能となりますが、軽度の痛みや患側の引きずり感が残ることがあります。